そこまでやる!? セブン‐イレブンのおにぎり製造現場に潜入してきました
毎日何気なく食べているセブン‐イレブンのおにぎり。お米や具材、お米の炊き方などのこだわりはもちろん、衛生管理もそのおいしさを支える要です。今回は、おにぎりの製造現場に潜入! めざメーと一緒に「そこまでやるの!?」と思わず驚く、安全・安心の舞台裏をレポートします。
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ガイド役のスタッフさん

高橋さん
セブン‐イレブン・ジャパン QC・物流管理本部 QC部 デイリーQC担当
※QCはQuality Controlの略で品質管理を指します

池田さん
セブン‐イレブン・ジャパン 商品本部 米飯・麺類部
工場見学の前に、おにぎりクイズです!
池田さん
答えは、常温※です。冷蔵で保管すると菌が増えづらくなるので日持ちしますが、ご飯が硬くボロボロになっておいしさは落ちてしまうんです。
めざメー
常温で保管するから、いつでもふっくらしておいしいんだね~。でも常温だと早く傷んだりしない? もしかして、“おまじない”をかけていたりして…?
高橋さん
かけていません(笑)。常温でおいしい安全なおにぎりを食べていただくために、製造工場では衛生管理のレベルを高めているんです。そもそも食べ物が腐るのは、食べ物の中で菌が増えるから。菌をなるべく少なくできれば日持ちする、というわけです。
めざメー
なるほど~!
さっそく安全・安心の裏側を見に行こう♪
※店頭での保管を指します(冷凍食品を除く)。
※ご購入後は「高温多湿にならず直射日光の当たらない場所」で常温(目安は15~25℃)での保管をお願いいたします。
工場に潜入するまでのチェックポイント
出典: わらべや日洋食品株式会社
今回見学させていただいたのは、わらべや日洋食品株式会社 東京工場。セブン‐イレブンのおにぎりをはじめ、お弁当も製造しています。その製造数は、多い日で1日30万食にも!
池田さん
“炊飯マイスター”と呼ばれる、厳しい試験をくぐり抜けた炊飯のプロもいらっしゃる工場なんですよ。
「わらべや日洋食品株式会社 東京工場では、厚生労働省が義務付ける国際的な衛生管理手法『HACCP(ハサップ)』にのっとった衛生管理を行い、また食品安全マネジメントの国際認証規格『FSSC22000』を取得しています」
工場を案内してくれたのは、生産第一部 首都圏第一QC課の平野さんです。
食品製造の衛生管理は、工場への入室管理からスタート。作業を開始するまでに基本の手洗いはもちろん、いくつものチェックポイントを通過しなくてはなりません。
動画でチェック! 工場に入るまでの衛生管理
出典: YouTube
平野さん
工場への入場時には、粘着ローラー、手洗い、エアシャワーとさまざまな工程があります。例えば毛髪の落下を防ぐために、工場内では髪の毛全体を覆う頭巾を全員がかぶり、その上で入場時には腕や足までローラーがけをしています。
工場内ではすべての従業員が清潔な白衣に頭巾、マスクを装着します。アクセサリー類は外さなくてはならず、うっかり外し忘れを防ぐため金属探知機での検査まで設置する徹底ぶりです。
金属探知機によるチェックを経たら、全身に粘着ローラーをかけます。鏡に設置されたモニターには、ローラーをかける30秒のカウントダウンと、手順を示す動画が表示されています。
工場内での勤務中にもチェック機構が働き、異物混入ゼロを目指すための試みが二重にも三重にも設けられています。
平野さん
定期的に粘着ローラーを手にした衛生監視員が巡回して、ただ目で見るだけでなく必要があればローラーをかけて毛髪が落ちてこないか、付着していないかを厳しくチェックしています。髪の毛だけでなく、眉毛までです。お互いに徹底して確認し合う。そこまでやるからこそ、自信を持って安全・安心だと言えるんです。
めざメー
そこまでやっているなんて、驚いたよ~!
粘着ローラーをかけた後は、手に傷や汚れがないかチェックを受けます。
手洗いだけでなんと10もの工程が! スイッチを押すと45秒のタイマーが作動し、手順はイラストでわかりやすく掲示されています。
エアシャワーを通過して、いざ工場内へ!
原材料から始まる安全・安心
高橋さん
おいしさはもちろん重要ですが、それ以上に『安全・安心』は最優先事項です。例えばおにぎりの具材の鮭ですが、原料メーカーの段階でX線による異物検査を行い、骨を1本1本取り除いています。そこまで管理をしていただいているからこそ、私たちも自信をもって商品に使用できています。
鮭の骨を1本1本、手作業で取り除きます。
私たちの「当たり前」を守るために、セブン‐イレブンのおにぎりが店頭に並ぶまでには原材料の段階から厳しい基準が設けられています。さらに、そのこだわりは「食品添加物に頼りすぎないこと」にも向けられています。
高橋さん
おにぎりなどのフレッシュフードにおいて、私たちが目指しているのは『家庭の味』です。そのため、食品添加物は必要最低限の種類と量を使用することとしています。
食品の鮮度維持に食品添加物は有効ですが、セブン‐イレブンでは、食品添加物に頼るのではなく、工場の衛生管理レベルを極限まで高めることで、商品の鮮度を保つといった取組みを行っているんです。
おにぎり製造中(ツナマヨ)
こうしたクリーンな環境づくりの結果、消費期限の延長に成功。これは、お客様に新鮮なものを届けるだけでなく、店舗での食品ロス削減にも大きく貢献しています。
めざメー
衛生管理のレベルを高めることは、安全・安心だけでなく『地球への優しさ』にもつながっているんだなぁ~。
おいしさを守る常温へのこだわり
高橋さん
安全・安心を守る仕組みは、おいしさにも深く関わっていますよね。
池田さん
もちろんです! お米が最もおいしい状態を保てるのは、常温の範囲の中でも『20℃』です。炊飯後の冷却から、製造工程、配送車の中、そして店舗の棚に至るまで、一貫して20℃帯に近い管理体制を整えているんです。
平野さん
夏でも冬でも、お客様が口にする瞬間にベストな状態であるよう外気温の変化に合わせて、炊飯時の水の量などの条件をコントロールし調整しています。こうした取り組みは東京工場だけでなく、日本全国の拠点で続けられています。
めざメー
常温へのこだわりが、日本全国での均一なおいしさを守っているんだね!
“誰にでもできる”を大切に
全国どこの工場でも同じ品質を保つために、現場では「働く人」への配慮も欠かせません。
高橋さん
工場ではさまざまなバックグラウンドを持つ方々が働いています。そのため言葉が通じなくても、誰でも均質なレベルで実践できる『簡単な仕組み』を追求しています。
めざメー
めざメーにもできるかな?
高橋さん
もちろん。工場には幅広い年齢層の方もいるし、外国籍の方も数多く働いていただいています。例えば多言語対応だけにとどまらず、チェックシートを紙ではなくデジタルに置き換え、画像で直感的に確認できるようにして管理精度を向上させています。だけどごめんなさい、羊は立ち入り不可です(笑)。
めざメー
ガーン! めざメ~は食べることに専念するよ~。
ところで、仕組みだけでなく心の教育も大事にしているんだよね?
高橋さん
外国籍従業員さんによると『魚に骨があるのは当たり前』という話を聞いたこともありますが、日本ではそれがお客様からのご指摘につながることがあります。こうした文化や感覚の違いを丁寧に教育し、『日本のお客様が何を嫌がり、何を求めているのか』を理解してもらうことから始めています。
特に工場内では頭巾が必要になるため、“顔”がよく見えません。だからこそ名札は大きく、また頭巾の色で責任者や指導者が明示され、必要な人に必要な助けがいきわたる“仕組み”が構築されています。
めざメー
従業員さんの安心が、みんなの安心につながっているんだね!
多様な従業員と仕事をする中で、平野さんが大切にしているのは「自分が海外で働く立場だったらどう感じるか」という視点。そんな相手の立場に立った視点を持ちながら、日々の現場づくりが進められています。
「家族が何の不安もなく、セブン‐イレブンのおにぎりを食べているのを見ると、自分の仕事が“安心”を届けているんだと実感します」
と平野さん。
めざメー
みんなの優しさと工夫、それから絶え間ない努力が、おにぎり1個1個に詰まっているんだね! 次におにぎりを手に取るとき、少しだけ思い出してもらえたらうれしいな♪
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