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阿久津社長から社員の皆さんへ|「エラー&ラーン」失敗を恐れず挑戦しよう!

皆さん、元気ですか! このたび、セブン-イレブン・ジャパンの社長に就任いたしました阿久津知洋です。
私が社長に選ばれて驚かれた方も多いと思います。「過去の延長ではなく、新たな視点で変革に挑んでほしい」という強いメッセージが込められていると受け止めて、大きなやりがいと使命感を持って日々の業務に取り組んでいます。

まず、私自身についてお話をします。
私がセブン‐イレブン・ジャパンで働こうと決意した原点は、高校時代にさかのぼります。親友の実家が酒販店からセブン-イレブンに生まれ変わり、その商品やサービスのクオリティに感銘を受け、「これは人に喜ばれる仕事だ」と心を動かされたことがきっかけです。念願叶って新卒で入社し、セブン‐イレブンがお客様の暮らしと地域、社会に必要とされる存在であることに誇りを持って歩んできました。

私はこれまで30年以上にわたり、現場の経営カウンセリングに携わってきました。加盟店オーナーの皆様はもちろんのこと、さまざまな現場でお店とともに働く社員の皆さんと一緒に汗をかいた日々は私の財産です。しかし、振り返れば失敗も数多くあり、そこからさまざまなことを学んできました。

24歳でOFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)として初めて店舗の担当を任された時は、相手の立場を考えず一方的に自分の思いをぶつけてしまうこともあり、お店の売上利益になかなか貢献ができず、心が折れてしまいそうになりました。しかし、そこで悩み抜いたことがコミュニケーションを深く考えるきっかけとなり、「相手の思いをくみながら話すこと」や「信頼される行動を積み重ねることの大切さ」を学ぶことができました。その後、売上利益に貢献できることも増え、あるオーナー様からは「あなたが担当で良かった。わが家の恩人です」と言っていただけた時の喜びは、今も忘れることができません。

さて、当社はこれまでトップの方針のもと、「徹底して取り組む文化」を強みに成長を遂げてきました。しかし、コロナ禍を経て社会構造や人々の価値観、働き方などが大きく変容したことで、これまでのやり方だけでは通用しない時代が訪れています。これからの成長に必要なのは、「一人ひとりが自ら考え、主体的に行動すること」です。社員の皆さんの自由な発想と挑戦こそが、会社の未来を切り拓く鍵となります。

だからこそ、いま私がお伝えしたい合言葉は「エラー(失敗)&ラーン(学び)」です。挑戦には失敗がつきものであり、失敗から学ぶことが非常に重要です。挑み、学び、そして一歩前へ。そうした力強い繰り返しの中にこそ、新しい発見や成長があると信じています。

現在、できるだけ多くの社員の皆さんと直接お話しする機会を持ちたいと考え、各地で座談会を実施しています。また、社長室以外にも皆さんと同じフロアに「社長DJブース」と名付けたスペースも設置しました。執務の半分はそこで行なっていますので、ぜひ気軽に声をかけてください。

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執務フロアに設置した「社長DJブース」では立って業務をしています。

立場を超えて語り合い、ともに挑み、新しいセブン‐イレブンを生み出していきましょう!

代表取締役社長 阿久津知洋

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