デイカス社長×阿久津社長　加盟店訪問レポート　

売上だけを見ていても、現場は見えてこない。どんな課題を抱え、どのように乗り越えているのか──。今回の店舗訪問は、セブン‐イレブンが新しい挑戦をしていくための経営と現場をつなぐ“本気の対話”の第一歩。両社長の念頭にあるのは、「現場こそが、まさにお客様との接点であり、日々地域に根差して商売をされている店舗の方と対話をすることで、今後のさらなるサービス向上やビジネスの可能性を広げるヒントがある場所」という共通した思いです。

「本部として、加盟店をどのようにバックアップしていくか」「加盟店やお客様が望んでいることは何か」。これらに本気で取り組むためには、単に頭で考えるのではなく、実際に現場を訪れ、オーナー様の声に耳を傾けることが不可欠です。

今回は、セブン‐イレブン・ジャパンの阿久津社長の案内のもと、セブン＆アイ・ホールディングスのデイカス社長が、お店づくりで成果を上げている都内の店舗を訪問しました。

店に入ると、売場の活気やお客様に向き合うスタッフの様子、品揃えの工夫など、全体のレベルの高さが際立っていました。

売場を確認したあと、事務所にてオーナー様から「セブンカフェ ベーカリー」や「7NOW」のご注文状況やその工夫、従業員さんの働き方の変化など、さまざまなご意見をいただきました。

ひと通りお話が落ち着いたところで、デイカス社長からオーナー様へ「本部に対して何かご要望はありますか？」と質問が。

オーナー様からは、「商品やサービスの選択肢が増えるほど、お店として新しいチャレンジができる。お客様がワクワクするような新商品を、これからもどんどん提案していってほしいです」と、現場で日々お客様と向き合っているからこその、率直な思いを語ってくださいました。

阿久津社長は、そのご意見に対し、「本部の社員一人ひとりが本気でチャレンジしなければ、現場の背中を押せる商品やサービスは提供できません」「本部と加盟店がそれぞれ自律し、互いに意見を出し合いながら変革を推進していけるよう取り組んでいきます」と力強く語りました。

デイカス社長も、「お客様にご満足いただくために、ひたむきに商売をされている加盟店の皆様を会社としてどれだけサポートしていけるかが重要です」と話し、「社会の変化に合わせてビジネスモデルを進化させていきたい」と締めくくりました。

今回の訪問はまさに「現場起点でチャレンジをする」ことを再認識する機会となりました。元気な店舗の秘訣は何か──その答えは“お客様のそばで本気で向き合う”毎日の営みにありました。

そして、両社長が語った言葉は、今この記事を読んでいるセブン‐イレブン・ジャパンの社員の皆さん、一人ひとりに託されています。
“本部が新しい商品やサービスを積極的に提案し、加盟店が現場視点で創意工夫する。そして加盟店からのフィードバックをもとにより良い商品、サービスにつなげていく。お互いが自律し切磋琢磨しあうことで変革が推進できる。”

新しい商品、新しいサービス、より良いサポート。
今、そのひとつひとつを「誰か」の仕事ではなく、「自分ごと」としてチャレンジする時です。
加盟店の皆様と真剣に語り合いましょう。

皆さんの一つひとつの仕事が“お客様の笑顔”につながっていきます。

セブン‐イレブンの未来は、皆さんの手の中にあります。